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診療に対する考え方 「診療方針」
〜負担の少ない、やさしい治療を〜
患者さんの特徴、状況などを知り、その患者さんにあった診療を進めていくということです。
少々大げさかもしれませんが、理想はオーダーメイド感覚の診療です。
病院に来る患者さんは同じ動物種、同じ病気であっても、性格やおかれている環境などによって様々です。
もちろん飼い主さんの生活スタイル、考え方も異なります。
治療法や対処法も違ってきて当然だと思うのです。
できる限り安全に効率良く、治療目標が達成できるように治療方針を立てたいと思っています。
〜より良い診療はまず会話から〜
もちろん動物たちとコミュニケーションをとることは大切です。
ですが、不慣れな環境で、まして具合が悪い状態では 普段の状況、性格などを把握することはとても難しいものです。
そこで、話すことができない動物たちに代わって、状況を説明してくださる飼い主さんとコミュニケーションをとることは
より良い診療を進めていく上で不可欠だと考えています。
患者さんにとってより良い結果が出せるよう、獣医師と飼い主さんが二人三脚で取り組んでいくことが
もっとも大切なことではないでしょうか。
〜わかりやすい説明を心がけています〜
人間の場合でも近年「インフォームドコンセント(説明を受けたうえの同意)を含め、難解な専門用語の多用を避けて
患者にわかりやすく、適切な説明を」という患者側からのリクエストが高まっています。
動物も同じこと。
物言えぬ動物だからこそ、飼い主さんも獣医師の説明で‘大事な家族’の言葉を聞きたいと思っていることでしょう。
患者さん、飼い主さんに納得して診療を受けて頂けるよう、取り組んでいきたいと思っています。
〜“みえる”診療をする〜
ここでいう‘みえる’とは、情報を共有することによって、なるべく不透明な部分をなくすといった意味です。
実際に治療や検査を受けている様子を見て頂くことや、 映像(顕微鏡、レントゲン、エコーなど)をお見せしながら
説明することが多くあります。
また、医療の現場では病因がはっきりしない、治療に対してよい反応が得られない、といったことは少なからずあります。
そんな時こそ獣医師と飼い主さんが共通のビジョンを持って焦らずじっくりと取り組んでいく必要があると思っております。
〜どうぞ遠慮なく質問してください〜
以上が病院の基本的な考え方ですのでどうぞご遠慮なく質問して下さい。
今後もより患者さん、飼い主さんに満足していただけるような病院にしていけるよう、ご意見、ご要望をお聞かせください。
あなたの家族がよりよい生活を送れるよう、少しでもお役に立てれば幸いです。
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